仙台バッハ・アカデミー協会は、1986年に設立された。  その目的は、主として当代を代表するバッハ指揮者の一人であるヘルムート・リリング教授の主宰するシュドットガルト国際バッハ・アカデミーと提携して仙台バッハ・アカデミーを開催し、音楽芸術と音楽教育の発展と向上に努め、併せて日欧の国際交流の促進を計ることであった。  仙台バッハ・アカデミーは、1986年に第1回を開催以来、年毎に規模は異なるが今年度は第26回を数えるに至っている。  バッハ・アカデミーは、毎年の主題に基づく演奏会、マスタークラス、レクチェア等が有機的、機能的に構成された「バッハの学校」と呼べるものである。  マタイ受難曲やカンタータ等のバッハ作品は声楽的にも器楽的にも極めて多様な要素を包含しているが、そのバッハ作品の総合性という音楽的特徴そのものにバッハ・アカデミーのアイディアがあったのである。